「わかりやすく言い換える」と検索されない:Search Console の3日分で分かったこと
Search Console に登録して3日分のデータを見ると、ブログの記事は公開1〜2日で7〜9位に出ていたのに、ほとんどクリックされませんでした。原因は、専門用語を言い換えていたこと。タイトルと最初の段落を直した記録です。

Search Console(Google の検索での表示と順位を調べる無料の道具)に登録して3日分のデータを見ると、ブログの記事は公開して1〜2日で平均7〜9位に出ていたのに、ほとんどクリックされていませんでした。原因は、記事の多くが、わかりやすさを優先して専門用語を言い換えていたことでした。困っている人は、エラーの原文や専門用語で検索します。言い換えた言葉は、探されません。
そこで私たちは、タイトル、最初の見出し、最初の段落、説明文(description)に、検索される専門用語やエラーの原文を使い、すぐ後に平易な言い換えを添える形に、公開済みの全記事を直しました。この記事は、そのきっかけになった3日分のデータと、直したことの記録です。
3日分のデータ:表示は増えたが、クリックされなかった
Search Console に登録したのは、2026年10月11日(サイトを WordPress から静的サイトに切り替えた日)です。2026年10月11日〜13日の3日分を見ると、表示回数は1日ごとに 8、20、47 と増えていました。

表示されたページは32件で、そのうち25件がブログの記事でした。ブログの記事は、公開して1〜2日で、平均7〜9位に出ていました。順位は悪くありません。ところが、ほとんどクリックされていませんでした。
唯一クリックされたのは、画面に出た文字列そのものだった
3日分で、技術の言葉でクリックされたものは、1つだけでした。それは「x-redirect-by: wordpress」です。WordPress が PHP の中で転送した時に、応答の見出し(ヘッダー)に付ける文字列で、ターミナルの画面にそのまま出ます(詳しくは下の記事)。

curl -sI https://example.com/old-page/
HTTP/2 301
location: https://example.com/new-page/
x-redirect-by: WordPressこの文字列で検索した人は、画面に出た文字を、そのまま検索の窓に入れたのだと思います。困っている人は、自分で言葉を考えるより先に、目の前に出た文字を写して探します。ここに、記事の書き方を見直す手がかりがありました。
言い換えた言葉は、探されていなかった
記事を見直すと、私たちは、読む人がつまずかないように、専門用語を言い換えて書いていました。たとえば、次の2つです。

| 記事に書いていた言葉 | 検索される言葉 |
|---|---|
| 成果のタグ | コンバージョンタグ |
| データベースの更新 | マイグレーション |
読む人にとっては、言い換えのほうがやさしいのは確かです。ただ、検索する人は、まだその記事を読んでいません。読む前の人が入れる言葉は、専門用語か、画面に出たエラーの原文です。言い換えだけで書いた記事は、検索の入口で見つけてもらえませんでした。
直したこと:専門用語を先に、言い換えをすぐ後に
次の4か所に、検索される言葉を入れ、すぐ後に言い換えを添える形に、全記事を直しました。

タイトルの先頭に、検索される言葉を置く
検索結果に出るタイトル(title タグ)は、全角30字前後にし、検索される言葉を先頭に置きました。ブログの記事からは、サイト名を外しました(サイト名は Google が別に出すため)。
最初の見出しと最初の段落に使う
専門用語やエラーの原文を、最初の見出しと、冒頭の段落に入れました。冒頭の段落で、何が起きて、どう解決したかを、先に書いています。
説明文(description)に使う
検索結果のタイトルの下に出る説明文にも、同じ言葉を入れました。
言い換えは、すぐ後ろに添える
たとえば「コンバージョンタグ(広告の成果を数えるタグ)」のように、専門用語を先に書き、括弧や次の文で言い換えます。
エラーの原文は、記事の材料や本文に実際に出たものだけを使い、作りませんでした。記事ごとの検索される言葉は、決まりのファイルにまとめました。
ほかに分かったこと:自分のアプリの名前と、まだ配信していないアプリ
3日分のデータから、ほかにも2つのことが分かりました。

- 自分のアプリの名前で検索された時、紹介ページが6.5位にしか出ていませんでした。アプリの名前で探す人に、紹介ページが一番に出ない状態でした
- まだ配信していない歯のシミュレーターに合う言葉で、検索され始めていました。配信の前から、探している人がいることが分かりました
この2つは、紹介ページの題名や説明文を見直すきっかけになりました。
まとめ

- Search Console の3日分で、ブログの記事は公開1〜2日で平均7〜9位に出たが、ほとんどクリックされなかった
- クリックされた技術の言葉は、画面に出た文字列そのもの(x-redirect-by: wordpress)だった
- 困っている人は、エラーの原文や専門用語で検索する。言い換えた言葉は検索されない
- タイトル、最初の見出し、最初の段落、説明文に専門用語を使い、すぐ後に言い換えを添える形にした
- 検索結果のタイトルは全角30字前後。検索される言葉を先頭に置き、ブログの記事からはサイト名を外した
ホームページ制作WordPress が黙って行っていた転送を、止める前に洗い出す方法「x-redirect-by: WordPress」は、WordPress が PHP の中で転送した時に付く応答の見出しです。.htaccess に転送の行が無いのに古い URL が転送されていたら、正体は WordPress 自身。止めると全部消えるので、curl で見分けて .htaccess に書き直した手順です。
この記事は、AI(Claude)の支援を受けて作成し、筆者が内容を確認しています。

