Yahoo メールで登録した約100のサービスを棚卸しして、会社のアドレスへ移す

店舗で使う約100のサービスが Yahoo メールのアドレスで登録されていました。Google Workspace のアドレスへ移すため、IMAP でメールを読み、送り主のドメインを数える Python の道具で登録先を洗い出しました。二段階認証の管理にはパスワード管理のサービスを勧めました。

「約100のサービスを棚卸し」の文字と、IMAP・Python・パスワード管理の札

メールアドレスを変える前に、そのアドレスで登録しているサービスを洗い出すには、届いているメールの送り主を数えるのが近道です。私たちは、IMAP(メールソフトがメールを読むための仕組み)で Yahoo メールを読み、送り主のドメインを数える Python の道具を作って、約100のサービスを洗い出しました。

私たちのグループの店舗では、たくさんのサービスを使っています。その約100のサービスが、Yahoo メールのアドレスで登録されていました。

これを、Google Workspace(会社のメール)のアドレスへ移す方針を立てました。最初の一歩は、「どのサービスに、そのアドレスで登録しているか」を洗い出すことです。この記事は、その洗い出しの方法と、移す時に考えたことの記録です。

そのメールアドレスで何に登録しているかが、分からない

長く使っているメールのアドレスは、いろいろなサービスの登録に使われています。どこに登録したかを、すべて覚えている人はいません。

登録先を洗い出さずに古いメールアドレスを使わなくなると、パスワードの再設定や二段階認証のメールが使わなくなったアドレスに届き、サービスに入れなくなるおそれがある
登録先を忘れたまま、アドレスを手放すと困る

IMAP でメールを読んで、送り主を数える

どのサービスに登録しているかは、そのアドレスに届いているメールを見れば分かります。サービスからは、お知らせや請求、ログインの通知などのメールが届くからです。

色とりどりの玉が並んだ、木のそろばんの写真
送り主を数えて、登録先の候補を出した(イメージ写真)
メールの箱を読むだけで開き、Python の道具が IMAP で送り主を読み、送り主のドメインの一覧を登録先の候補として出す図
棚卸しの流れ。メールの状態は変えない
Python送り主のドメインを数える(仕組みが分かる短い見本)
import email
import imaplib
from collections import Counter
from email.utils import parseaddr

# 接続先とアカウントは、環境変数などから読む(記事には書かない)
box = imaplib.IMAP4_SSL(IMAP_HOST)
box.login(IMAP_USER, IMAP_APP_PASSWORD)
box.select('INBOX', readonly=True)   # 読むだけ。メールを変えない

_, data = box.search(None, 'ALL')
domains = Counter()
for num in data[0].split():
    _, msg = box.fetch(num, '(BODY.PEEK[HEADER.FIELDS (FROM)])')
    sender = parseaddr(email.message_from_bytes(msg[0][1])['From'])[1]
    domains[sender.split('@')[-1].lower()] += 1

for domain, count in domains.most_common():
    print(count, domain)
ターミナルの再現。Python の道具が、届いたメールの送り主のドメインを、多い順に数えて出している。ドメインと数は見本
送り主のドメインを数えた結果のイメージ

候補の一覧から、登録先を確かめる

送り主のドメインの一覧には、登録しているサービスのほかに、広告のメールや、一度だけ届いたメールの送り主も混ざります。一覧を上から見て、実際に登録しているサービスかどうかを確かめ、移す先のアドレスへ変えていきます。

送り主のドメインの一覧を、登録しているか、移したかで分ける表。広告だけのものや一度だけ届いたものは移さない。見本
候補の一覧から、登録しているものだけを移す

二段階認証の管理を、まとめる

サービスのアドレスを変える時は、パスワードと二段階認証(ログインの時の確認のコード)の管理も見直す機会です。サービスが約100もあると、誰がどのサービスのパスワードと確認のコードを持っているかが、ばらばらになりがちです。

たくさんの鍵が、ひもでつるされて並んでいる写真
二段階認証の管理を、まとめる(イメージ写真)
約100のサービスのパスワードと二段階認証の確認コードの管理をまとめるため、会社向けのパスワード管理のサービスを勧めた。決まった人だけが共有のログイン情報を使える
ばらばらになりがちな管理を1か所にまとめる

まとめ

Yahoo メールで登録した約100のサービスを棚卸しして、会社のアドレスへ移す:要点のまとめ。約100のサービスが Yahoo メールのアドレスで登録されていて、会社のアドレスへ移す方針を立てた
この記事の要点
  • 約100のサービスが Yahoo メールのアドレスで登録されていて、会社のアドレスへ移す方針を立てた
  • IMAP でメールを読み、送り主のドメインを数える Python の道具で、登録先の候補を洗い出した
  • メールの箱は読むだけで開き、メールの状態を変えないようにする
  • パスワードと二段階認証の管理には、会社向けのパスワード管理のサービスを勧めた

この記事は、AI(Claude)の支援を受けて作成し、筆者が内容を確認しています。

  • Google Workspace
  • メール移行
  • IMAP
  • Python
  • パスワード管理
  • 1Password

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