アプリが計算した数字には、必ず計算式を出す:決めるのは担当者、アプリは手助け
業務アプリが自動で計算した値には、すべての画面で計算式を出しています。計算できるのにあえて手で入れてもらう欄は、式と結果を参考に出し、担当者が経験で直す形に。金額や判断を決めるのは担当者、というオーナーの方針から来た UI 設計です。

業務アプリが自動で計算した数字には、結果だけでなく、計算式とそこに入った値を必ず出す、というのが私たちの UI(画面)設計の決まりです。式が見えれば、どの値が違うのか、どの値が入っていないのかがすぐ分かり、担当者が数字を信じてよいかを判断できます。
不動産の業務アプリ(Kaitori Base)では、アプリが自動で計算した値の下に、必ずその計算式を出しています。どの数字を足して、何で割ったのかが、画面を見ればそのまま分かります。
これは、オーナーが何度も繰り返してきた方針から来ています。金額や判断を決めるのは担当者で、アプリはその手助けに留める、という考え方です。この記事は、その方針を画面の作りにどう落としたかの記録です。
なぜ、自動計算の値に計算式を出すのか
アプリが出した数字が、なぜその値になったのかが分からないと、担当者はその数字を信じてよいか判断できません。信じすぎれば、入力の間違いや前提の違いに気づけず、信じなければ、結局手で計算し直すことになります。


設計書では、この方針を「自動で計算した値には、必ず計算式を出す(すべての画面)」という決まりにしました。
計算できるのに、あえて手で入れてもらう欄
もう1つの決まりがあります。計算で出せる値でも、担当者の判断で決めるべき欄は、自動では入れません。
たとえば表面利回りです。「年間の家賃収入 ÷ 物件価格 × 100」という、一般に知られた式で計算することはできますが、最後は担当者が経験で直す値です。

決まった計算の費用は、初めから入れておく
一方で、決まった計算や定数で決まる費用は、初めから値を入れておき、手で直せるようにしました。担当者の判断が入らない値まで手で入れてもらうのは、手間が増えるだけだからです。

| 種類 | 欄の扱い |
|---|---|
| アプリが自動で計算する値 | 値と、その下に計算式を出す |
| 担当者の判断で決める値 | 空のまま。参考に式と結果を出し、押した時だけ入れる |
| 決まった計算で決まる費用 | 初めから値を入れ、手で直せる |

まとめ

- アプリが自動で計算した値には、すべての画面で計算式と、入った値を出す
- 担当者の判断で決める欄は、式と結果を参考に出すだけにし、押した時だけ入れる
- 報告の文には、担当者が入れた値だけを出す
- 決まった計算の費用は初めから入れておき、手で直せるようにする
- 金額や判断を決めるのは担当者。アプリはその手助けに留める
この記事は、AI(Claude)の支援を受けて作成し、筆者が内容を確認しています。


