個人事業主が Apple Developer に「組織」として登録するまで(D-U-N-S 番号)

個人事業主でも、屋号のまま Apple Developer Program に組織(Organization)として登録できました。D-U-N-S 番号の取得から、「この組織が法人であることを確認できませんでした」で弾かれ、約1週間後に出し直して通るまでの記録です。

「個人事業主のまま、組織として登録」の文字と、D-U-N-S・Organization の札

個人事業主でも、法人化せずに屋号のまま Apple Developer Program に「組織(Organization)」として登録できました。必要なのは D-U-N-S 番号(D&B が世界中の事業者に振っている9桁の番号)で、途中「この組織が法人であることを確認できませんでした」と弾かれても、約1週間後に申請し直すと受理されました。

私たちは、法人ではなく個人事業主です。それでも、App Store には個人の名前ではなく、屋号(アステロイドテクノロジー)で出したいと考えました。そこで、法人化はせずに、Apple Developer Program に「組織(Organization)」として登録することにしました。

途中で、「この組織が法人であることを確認できませんでした」と弾かれ、法人にしない限り通らないのではと考えた時期がありました。けれども、約1週間後に申請し直すと受理され、組織として登録が終わりました。この記事は、その流れと、止まった時に考えたこと、途中のつまずきの記録です。

個人事業主が「個人」ではなく「組織」で登録したかった理由

Apple Developer Program には、個人(Individual)と組織(Organization)の2つの登録のしかたがあります。個人で登録すると、App Store の販売者の欄には登録した人の本名が出ます。

白い壁の前に立つ、「LOCAL CRAFT」と矢印が書かれた小さな看板の写真
個人の名前ではなく、屋号で出したかった(イメージ写真)

私たちが作っているのは、店舗の業務で使うアプリです。使ってもらう会社や店舗から見て、個人の名前より屋号が出ているほうが、どこが作ったアプリなのかが分かりやすいと考えました。あとから組織に切り替えるより、最初から組織で始めたほうが手間も少ないので、組織での登録を目指しました。

個人の登録では販売者に本名が出て、組織の登録では屋号が出る、という比較の図
個人と組織で、販売者の欄に出るものが違う

D-U-N-S 番号を取る:問い合わせから約1週間

組織として登録するには、D-U-N-S 番号(ダンズナンバー)が必要です。D-U-N-S 番号は、D&B(ダン・アンド・ブラッドストリート)という会社が、世界中の事業者に振っている9桁の番号です。Apple は、この番号で、登録しようとしている組織が本当にあるかを確かめます。

D-U-N-S 番号の取り方。Apple の案内から申し込み、日本の窓口(東京商工リサーチ)から確認の連絡が来て、約1週間で9桁の番号が振られた
確認の連絡が来てから、約1週間(2026年9月)
  1. Apple の案内から D-U-N-S 番号を申し込む

    Apple Developer の登録の流れの中に、D-U-N-S 番号を調べたり、持っていない時に申し込んだりする案内があります。私たちは、ここから申し込みました。

  2. 日本の窓口から、確認の連絡が来る

    日本では、東京商工リサーチが D&B の窓口になっています。2026年9月8日に、東京商工リサーチから確認のメールが届きました。

  3. 番号が振られる

    9月14日に、D-U-N-S 番号が振られました。確認の連絡が来てから、約1週間です。

発番の当日に申請して、弾かれた

番号が振られたその日に、組織として申請しました。ところが、次の表示で先に進めませんでした。

この組織が法人であることを確認できませんでした。個人事業主の場合は、個人として登録してください。

D&B に登録された私たちの事業者の区分は「Proprietorship(個人事業主)」です。届けているとおりなので、間違いではありません。

組織としての登録の画面の再現。この組織が法人であることを確認できませんでした、という表示と、事業者の区分が個人事業主であることが出ている。D-U-N-S 番号は伏せている
発番の当日の申請で出た表示

約1週間後に出し直したら、受理された

結論から書くと、この見立ては外れていました。

月ごとの予定表のノートと、2本のペンの写真
約1週間後に、申請を出し直した(イメージ写真)

D&B の区分は何も変えずに、約1週間後の9月21日ごろに申請し直すと、今度は受理されました。自動の判定を通り、「署名権限の確認待ち」という、人による審査の段階に進みました。

その後、Apple から、D-U-N-S に登録した会社名と住所に一致させて入力するよう案内がありました。登録されているとおりに、1文字も違えずに入れました。そして9月23日に、年会費の支払いと、Apple との契約の署名まで済みました。

9月8日に D-U-N-S の確認のメール、9月14日に番号が振られ、同じ日の組織の申請は弾かれた。9月21日ごろに区分を変えずに出し直すと受理され、署名権限の確認を経て、9月23日に支払いと契約の署名が済んだ
登録までの流れ(2026年)

つまずき:申請を2つ作ってしまった

途中で、1つ失敗をしました。申請をやり直したつもりで、2つ目の申請を作ってしまったのです。

申請を出し直すと前の申請は自動で取り下げられ、取り下げのメールが何通も届くので、どちらが生きているか分からなくなる。登録の画面に出ている申請を待つのが正解
新しい申請を重ねず、画面に出ている方を待つ

登録が済んでから、署名を組織のチームに切り替えた

登録が済んでから、アプリの開発の設定を組織のチームに切り替えました。作業の記録では、9月23日に、不動産の業務アプリの署名のチームを、それまでの個人のチームから組織のチームに変えています。ここから TestFlight(テスト配信)で配れるようになりました。

登録が済んでから、アプリの署名のチームを個人のチームから組織のチームに1回だけ切り替え、開発用・TestFlight 用・App Store 用の3つのビルドの構成で確かめた
切り替えは、登録が済んでから1回だけ

これから同じことをする人へ

個人事業主が Apple Developer に組織として登録したい人へ。D-U-N-S は Apple の案内から申し込む、弾かれてもすぐ諦めず時間をおいて出し直す、申請は重ねない、会社名と住所は登録どおりに入れる
私たちの場合の学び(理由は分からない部分もある)
  • 個人事業主でも、屋号で App Store に出したいなら、組織での登録を目指せる
  • D-U-N-S 番号は Apple の案内から申し込め、私たちの場合は確認の連絡から約1週間で振られた
  • 発番の直後に「法人であることを確認できません」と出ても、すぐに法人化や個人での登録を決めない。私たちは、区分を変えずに約1週間後に出し直して通った(理由は分からない)
  • 申請を出し直すと前の申請は取り下げられる。新しい申請を重ねず、登録の画面に出ている方を待つ
  • 会社名と住所は、D-U-N-S に登録したとおりに、1文字も違えずに入れる

登録が済んだあと、App Store の最初の提出で追加の情報を求められた話は、こちらに書いています。

「Guideline 2.1 Information Needed」の文字と、求められた6つの項目の札アプリ開発App Store 審査で「Guideline 2.1 Information Needed」と言われたら出す6つのものApp Store 審査で「Guideline 2.1 - Information Needed」と戻されたら、追加の情報を出せば先へ進めます。求められた6つ(実機の画面録画、目的と対象者、使い方とログイン、外部サービス、地域の違い、規制のある業種か)に、どう答えて再提出したかの記録です。

この記事は、AI(Claude)の支援を受けて作成し、筆者が内容を確認しています。

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